2008年11月3日月曜日

sur-realistically,

sur-から始まる言葉
(あたしが思いつくのはSurrealism:シュールリアリズム)
sur-は、超、とか、何かを越えるといった意味だけれど、

surpass, surface, surrender, surplus(value), surfing?, survey,
sur-から始まる言葉であたしが最近よく思いつくのは、SURCHARGE!

日本-ヨーロッパ間はサーチャージのみで6万円以上。比較的近いカナダでは航空運賃3万プラス燃油サーチャージ6万、って本体価格の2倍じゃないですか。アフリカやブラジルは10万以上ですか?かつてとあるアジア系航空会社のチケット成田LA往復3万円台で購入していたあたしにはショックが大きすぎます(でもマイルはきちんとつきました)。釜山行きのフェリーにもまんべんなく(比較的安価な)サーチャージがかかるし、この片田舎で先日珍しくデモを見かけたと思ったらトラック屋さんで、運送業にもサーチャージをと、テンション低めで繰り返しながら路上をぼそぼそと練り歩いていました。

ここ最近原油価格が比較的下がりつつあって、ガソリンその他諸々も安くなっているのにサーチャージは一向に下がらないの。あたしはナイーブに考えてしまいました。燃料の価格が目に見えるほどに下がるのだから、きっと原油価格にスペキュレイトされた燃油サーチャージも下がるかしらん、と。

でも結局はヘッジされて先物化された商品だものね。今の価格は過去に既に決められた価格であって、今即時的に触れている現実から見て過去によって定められている。そして今、即自的に触れいている現実はいまここ、をすり抜け未来を反映し、将来の価格を決めている。

例えばいま原油が急落していたとしても、この価格が燃油サーチャージに反映されるのは何年後かしら?現実の価格にタイムラグが生じるとしても、正確に予言できるアナリストがもしいたら信じてみてもいい。

何てsur-realisticなのかしらん、即時的ないま・ここ現実を越えた株のスペキュレーションという作業によって、来るべき未来のリアリティが即時的ないま、ここで価格設定されているとは。

もしどなたか勉強不足なあたしにヘッジ講義を与えてくれるのならば、大歓迎で抗議いたします☆

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