2009年1月12日月曜日

2009年あけまして

からというもの、耳が脳がクラシックしか受け付けなくなっておりますが、
ことしもよろしくお願いいたします。

2008年後期頑張って様々なジャンルにチャレンジしてみたのですが、
やはり自分の脳が心地よいと感じる音しか耳には落とし込まれないようで、
自分勝手な淘汰?の末新年耳に優しかったのはクラッシックだったわけで、
やはりバルトークは秀逸、と感じております。

先日友人と話をしていて、ミシマユキオの話になりました。
「あたし、音楽が聴こえないんです」
という赤いコートをきた女と精神分析家の小説なのだけれど、
既存の解釈をたどれば、音楽はリビドーに回収されていくけれども、
(例えば音楽とオルガズム、兄との近親相姦的欲求など、鋏、の象徴)
フロイドシアターに必要不可欠な要素が立ち現れてくるから、
ミシマさんの『音楽』の解釈においては、あたしがフロイドに回収されていただけかも。
ううみゅ、もっと欲望に肯定的な解釈だってできたはず。既存の何某に囚われずに。
ユング的に読めば音楽、は集合的無意識からのメッセージじゃ。
2009年にもう一回読み直して、↑を敷衍しよう。
http://jp.youtube.com/watch?v=UHZt6ITdSto

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